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ANAボンバルディアDHC-8-Q400型機胴体着陸まとめ記事

ANA84475.jpg

2007年3月13日、ニュースなどでもご存知の通りANAのボンバルディア社製、DHC-8-Q400型機が高知空港(高知竜馬空港)で胴体着陸をしました。今回の胴体着陸、一時はどうなるかと思っていましたが、機長の冷静な判断が効いたのか、一人も負傷者、死者を出さずに、そして火災発生にもならなかったことが幸いでした(写真は時事通信より。クレーンでつり上げて撤去されるANAのボンバルディア機。高知空港は事故機の撤去と灯火の交換をして、14日からの空港再開を目指すとのことです)。
3/14、高知空港運用再開されました。
尚、この記事は「まとめ記事」ですので長文になっています。ご了承ください。
リンク、トラックバック歓迎ですが、このまとめ記事の一部分でも関連した記事のみでお願いします。

ちなみに今回胴体着陸したQ400の登録番号は「JA849A」でした。 (「Let,sGO!Train.Airline!(がんばれホークス)-JA849A」より)

さてこの記事は「DHC-8-Q400型(以下Q400)機胴体着陸まとめ記事」ということで関連ブログ、ニュース、サイトを漁っていきます。

3/15、Yahoo!ニュースに「ボンバルディア機の胴体着陸 」カテゴリが追加されていました

まず肝心要のANA

高知空港緊急着陸発生(3月13日)に伴う3月14日の運航について

「国土交通省の耐空性改善通報に基づく機体点検を実施し、機体の健全性が確認できた機材から順次運航を再開しております。」とのことです。欠航便、遅延便が当面の間発生しますので使用機材がQ400型の路線に搭乗予定の方は常に最新の情報にご注意ください(ちなみに、伊丹〜福岡線、中部〜福岡線、伊丹〜新潟線、伊丹〜松山線はジェット機、Q400運航便両方ありますが、伊丹発着便の方は当然のことながら「特別着陸料」300円かかってでもジェット機にした方が賢明です。(すみません、表現が悪かったようで。「特別着陸料」は運賃に含まれています。となるとジェット便もプロペラ便も同じと言うことになります。プロペラ機利用者は余計払わされていると言うことで、しばらくジェット機も就航している区間はジェット機を使った方が賢明です)。

Q400使用路線一覧
伊丹〜高知(Q400によるトラブル最多路線)
関空〜高知(2006年の上記路線でのトラブル多発により、一時運休中だった路線をジェット便で再開したものの、なぜQ400に変更するのか理解できない)
伊丹〜福岡 (ジェット便も運航)
伊丹〜新潟(ジェット便も運航)
伊丹〜大館能代
伊丹〜萩・石見
伊丹〜松山(ジェット便も運航)
伊丹〜佐賀
中部〜福岡(ジェット便も運航)
中部〜秋田
中部〜福島
中部〜新潟
中部〜米子
神戸〜新潟(近日廃止予定)
福岡〜五島福江
福岡〜対馬

3/23追加
ANAサイトによるとQ400使用便の内、4,000時間毎に実施している重整備の点検項目ならびに16,000時間毎に実施している重整備の中から、着陸装置および操縦装置にかかわる重要装備品の点検項目を抽出し、前倒しした『特別点検』を実施するため、4月から6月の間欠航・遅延が生じるとのこと。既に当該便を予約している者には3/23以降航空券販売店、ANA予約・案内センターから振り替え便の案内があるのでANAホームページまたは携帯サイトからの変更はしないでほしい、とのこと。

胴体着陸までの経過(3/15追加)
これはYouTube「2007.03.13 伊丹 - 高知竜馬 ANA F1603 胴体着陸 ドキュメント」を見ながらまとめたものです。

8:49 機長が飛行機の異変に気づき、高知空港管制塔に通報
「ノーズギアトラブル」(前脚が下りない)

その間手動操作で前輪を出そうとする

10:25 一旦タッチアンドゴーの衝撃を利用し、前輪を出そうとするが出なかった

その間燃料を消費しながら空港上空を旋回する

10:41 「もう5分後くらいに着陸したい」と管制塔に連絡。胴体着陸を決断する

10:54 高知空港に胴体着陸

(5/22) 「ANAボンバルディアDHC-8-Q400胴体着陸まとめ」開設しました。こちらもよろしくお願いします。

機長の技量や、機内の様子を伝える新聞記事
機長の技 衝撃最小限 全日空機 - 高知新聞
13日午前、前輪が出ないため胴体着陸した全日空機は、通常の手順通り主脚から接地した後に滑走を続け、ぎりぎりまでスピードを落としてから機首を下げて機体を滑走路につけた。火災が発生することもなく、乗客、乗員にけがはなかった。機体が受ける衝撃をできるだけ抑えようとした機長(36)の技量の高さがうかがえる。

 脚が出ないトラブルの場合、一部の車輪だけを接地させて、その衝撃で脚を下ろそうとする「タッチ・アンド・ゴー」が対応マニュアルに含まれている。今回も試みられたが、前輪は下りなかった。

 脚の上げ下ろしは油圧を使うが、万一の場合、手動でも操作できるようになっている。全日空によると、手動でも前輪が出なかったといい、原因究明のポイントになりそうだ。

 また、胴体着陸前には燃料をできるだけ消費して、着陸時の火災のリスクを減らすことが求められる。トラブルの起きた全日空機は約2時間上空を旋回した後に、着陸した。

 全日空の元機長で航空評論家の前根明さんは「機長はよくやった。手順通りの対応をした」と評価。その上で「この機種はトラブルが続いており、構造、機構上の問題ではないかと思う。メーカーの品質管理に問題があるのではないか」と指摘した。


<全日空機>現役機長「理想的な着陸」と評価 - 毎日新聞
全日空機が13日、高知空港で胴体着陸した事故で、テレビ中継を見ていたある大手航空会社の現役機長は「映像を見ている限りは理想的な着陸だったと思う」と全日空機の着陸方法を評価した。
 前輪が出ない場合の手順としては、(1)着陸時の火事を招かないために出来るだけ燃料を減らす(2)客室乗務員(CA)が着陸前に乗客を落ち着かせ、心構えを説明(3)着陸する時はできるだけ主脚をハードランディング(強い衝撃を伴う着陸)させ、速度を落とす(4)主脚接地後は、機首を落とさずに水平飛行(5)機首を地面に落とす――などが考えられるといい、この機長は「教科書的な手順に沿っていたと思う」と話した。パイロットはシミュレーターを使って、脚が出ない場合の訓練を行っているという。
 また「主脚が出ない場合は、機体がバランスを崩して滑走路から飛び出す恐れがあるが、前脚の場合はその可能性は小さい」と指摘。前脚が出なかった理由については「脚を作動させる作動油のトラブルなどが考えられるが、実際どうだったかは分からない」と話した。
 ◇前輪は油圧で操作
 航空関係者によると、前脚はブレーキも兼ねる重要な装置。方向の変更だけでなく、収納したり前脚を出す際も油圧によって操作する。操作不能になった場合は、今回の「タッチ・アンド・ゴー」のように、他の車輪を接地させた衝撃で車輪を出すのが操縦の基本。しかし、今回はそれでも車輪が出なかった。
 ◇同メーカー製でトラブル多発は問題
 航空評論家・前根明さんの話 事故は大事に至らなかったが、同じメーカー製の航空機で、これだけ多くのトラブルが続くのは問題だ。事故は航空会社の整備だけでは防ぎきれず、メーカーによる品質管理体制の見直しなどが必要になるだろう。
 ◇油圧系統故障か
 航空評論家の秀島一生さんの話 国内のローカル線で使うには効率的な機種だが、トラブルを繰り返しているだけに全日空は反省すべきだ。前輪が下りない事故では、不十分な角度で降りる例が多いが、今回のように全く下りないことは珍しい。前輪は操縦席のレバーで格納部分に油圧をかけて下ろすが、この油圧系統が故障した可能性がある。


「日航事故、脳裏よぎった」=乗客ら緊張の2時間−ボンバルディア胴体着陸・高知 - 時事通信
「日航機墜落事故が脳裏をよぎった」「腹をくくらねば」−。13日午前、前輪が出ないまま高知空港に胴体着陸した全日空のボンバルディア機。着陸予定時間から約2時間、乗客56人は緊張を強いられた。「ガン、ガン、ガン」。着陸時の衝撃音とともに最高潮に達した恐怖は、即座に安堵(あんど)に変わった。
 機長(36)が、異常を最初に同空港管制塔に知らせたのは同日午前8時50分。「ノーズギア(前輪)にトラブルが発生した可能性がある」。前輪が出ず着陸できない緊急事態の発生だ。
 着陸予定時刻は同8時55分。これを20分ほど過ぎた同9時15分ごろ、機長が「前輪が下りません」「着陸までしばらくお待ち下さい」とアナウンス。乗客は初めて事態を知らされた。
 京都市の会社員門前要佑さん(25)は、1985年の日航ジャンボ機墜落事故が頭をよぎったという。「あの事故で知人を失っており、急旋回した時は怖かった」と振り返る。


今回の件に関して高知以外のローカル紙の反応
東北での運航は秋田など3路線 高知・胴体着陸-河北新報
ボンバルディアDHC8は東北では全日空の大館能代―伊丹、秋田―名古屋、福島―名古屋の計3路線で運航している。

 全日空は13日正午、同型機の午後のフライトの全便欠航を決めた。東北では午後2時半、中部国際空港発秋田行きの運航が見送られた。

 伊丹発大館能代行きは、荒天のため欠航。欠航決定前の午前11時5分に福島空港をたった中部国際空港行きは予定通り運航した。

 国土交通省はDHC8を所有する航空会社に着陸装置の点検を指示。東北の3路線が14日に運航されるかどうかは未定。


全日空機胴体着陸 鹿県内、7路線に同型機 - 南日本新聞
前輪が出ないトラブルで高知空港に胴体着陸したボンバルディアDHC8(Q400)は、日本エアコミューター(JAC、霧島市)が9機保有。鹿児島県内では鹿児島−種子島など離島便を中心に7路線に就航している。
 JACによると、同型機はこれまでも車輪格納庫の扉に関係するトラブルが発生。車輪以外にも気象レーダーや方向舵、油圧などの不具合が相次いだため、メーカーに改善を要請していた。
 同型機が胴体着陸したことを受け、JACは「原因調査の結果をみて、メーカーにあらためて改善要望を出すかどうか検討したい」(同社広報)としている。


ボンバル社製 類似型機トラブル7件 大村の会社保有、過去5年-西日本新聞(3/15追加)
 長崎県大村市のオリエンタルエアブリッジ(ORC)が保有するボンバルディアDHC8が過去5年間に計器表示の不具合など7件のトラブルを起こしていたことが14日、分かった。

 同社は、高知空港で胴体着陸した全日空ボンバルディアDHC8‐Q400型と型式の異なるDHC8‐Q200型2機を保有し、長崎空港と対馬、壱岐、五島福江、宮崎、鹿児島各空港を結ぶ5路線で運航している。

 同社によると、2002年1月に当時運航していた福岡‐壱岐便で、飛行中に第二エンジンの滑油圧力を示す計器表示に異常があったため、目的地を変更し長崎空港に着陸。04年6月には長崎空港から五島福江空港に向けて離陸し上昇中、前輪が確実に格納されていないことを示す警告ランプが点灯したため引き返した。

 7件のトラブルは、いずれも国土交通省に報告したという。

↑Q200なんてQ400ほどトラブルが報じられていないと言われそうですが、実は起きてました。「Q400と形式が異なる」とありますが、実際は同一シリーズで、Q400よりも定員が少ない(33-37座席)機体で、原型であるDHC-8-100型機のエンジンを強化した機体です。

韓国メディアも報じた3.13ドキュメント(3/15追加)

前脚着陸装置の故障、ANA20秒胴体着陸ドラマ - 中央日報
息詰まる20秒間の胴体着陸ドラマだった。

乗客56人と乗務員4人だけではなく日本列島の全国民が手に汗を握った。13日午前、全日本空輸(ANA)旅客機1603便が 前脚の着陸装置の故障で 前脚が出ないまま日本の南西部高知空港に胴体着陸を試みた場面は、午前10時からNHKなどすべてのチャンネルを通じて生放送で流れた。

1603便ボンバルディアにDHC−8Q400旅客機は、この日午前、大阪伊丹空港を出発し、午前8時50分、高知空港に到着する予定だった。

しかし着陸態勢に入った瞬間、機長(36)は重大な故障を発見した。後脚は出たが前脚がまったく出なかったのだ。8時49分、管制塔に「前脚が出ない」という連絡を送った。管制塔からは「タイヤは出ているのに機内から認知できなかったということもあるので、いったん滑走路の上を低空飛行するよう」指示が伝わった。

午前9時17分、低空飛行をしたがやはり前脚は出ない状態だった。機長はひとまず上空を旋回することにした。上空旋回は1時間以上だった。機内がざわめき始めた。不安に思う乗客に機長が機内放送をした。

「皆様、前脚が出ないため旋回していますが、もし胴体着陸をすることになりましても普段訓練をしておりますので問題ありません。ご安心ください」

機内はまた落ち着きを取り戻した。機長は10時26分、第1次着陸を敢行した。「後脚の着陸の衝撃でもし前脚が(自ら)出るかもしれない」と考えた。着陸敢行。しかし結果は同じだった。前脚は出ずに旅客機はまた上空に再上昇した。胴体着陸しかなかった。

上空を旋回しながら機長は非常着陸時、万一発生するかもしれない火災に備えて旅客機の中の燃料の大部分を海に捨てた。機内にはまた恐怖が近づいた。一部の乗客はメモ紙や名刺の裏に家族に残す文や機内の状況を書き始めた。消防車数十台と救急車のサイレンが響き、自衛隊要員まで緊急出動、滑走路わきに待機した。搭乗客を迎えに来た親戚や知人たちはそこで非常事態であることを知り、空港ターミナルで涙を流しながら祈っていた。弟を待っていたある女性(52)は「どうか無事で…」と涙声だった。

しかし機長は冷静だった。10時50分。「これから10分の燃料しかありません。胴体着陸を試みます。もう一度申し上げますが私は(こうした状況に備えて)多くの訓練をしてきました。安心してください」乗客たちは冷静さを取り戻した。乗務員たちの指示に従って前の席と後席に集中して座り、両手で頭をかかえて姿勢を低くした。

午前10時54分。1603便の後脚が滑走路に着いた。白い煙が上がったが、機首は上に向いた状態だった。そして10秒後、ついに機首が滑走路に下りた。

「ド、ド、ドン」3〜4回にわたって機首は地面と摩擦を起こし、火花が散った。緊張した空気が流れた。そして数秒後、速度の落ちた旅客機は止まった。テレビでは「成功です。成功です」という興奮したアナウンスが繰り返された。

歓呼は機内の乗客たちからもあふれた。旅客機が立ち止まると乗客たちは一斉に拍手しながら歓呼した。状況を伝えていた記者はほとんど泣き出しそうだった。

消防車が駆けつけ旅客機胴体に放水して胴体を冷やすなど緊急安全措置を取り、5分後、乗客たちは機内から出た。ただの1人の死傷者もいなかった。

東京=金玄基(キム・ヒョンギ)特派員


その後の状況(3/15追加)
前輪格納庫、扉開かず=アームのボルト脱落影響−胴体着陸で原因断定・事故調-時事通信

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大阪(伊丹)発高知行き全日空ボンバルディアDHC8−400型機(乗客乗員60人)の前輪が下りず、高知空港に胴体着陸した事故で、前輪格納庫の開閉扉を動かすアームのボルト1個が脱落していたことが14日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで分かった。事故調は、脱落をきっかけに、ボルト周囲の金属部品がずれて周辺に接触し、アームが動かなくなったとみている。
 扉が開かなくなったため、通常の操作でも、緊急時用の手動レバーによる操作でも、前輪が下りなかったとみられる。事故調は、ボンバルディア社による製造ミスの可能性もあるとみて、同型機を保有する航空各社に注意喚起するため、同省航空局に概要を伝えた。


<全日空機胴体着陸>事故機は過去2回「イレギュラー運航」-毎日新聞
全日空1603便が高知空港に胴体着陸した事故で、事故機は05年と06年に1回ずつ、飛行中に出発空港に引き返す「イレギュラー運航」を繰り返していたことが国土交通省の調べで分かった。いずれも今回問題となっている「前脚の格納ドア」とは異なる部分の状態が計器上、異常を示していたが、機体には問題はなかった。


何とボルトが外れていたんだそうです・・・・ガクガクブルルル

Q400型機の点検について (3/15 19時追加)

同型30機に異常なし=日航、全日空の点検終了-時事通信
高知空港の胴体着陸事故を受け、ボンバルディアDHC8−100〜400型機の自主点検を行っていた日本航空と全日空は15日、事故機と構造が似ている前輪部分の点検を終えたと発表した。事故機と定期整備中の計2機を除く全30機に異常は見つからなかったという。
 
↑JALグループでも琉球エアコミューターでDHC-8-100型機を運航しています。

<全日空機胴体着陸>前脚部分の点検間隔10分の1へ - 毎日新聞
 全日空1603便(ボンバルディアDHC8―Q400型)の前脚が出ずに高知空港に胴体着陸した事故で格納ドアを開閉する部品のボルトが脱落していたことを受け、国土交通省は同機種の問題部品について定期点検の間隔を10分の1に短縮する方針を決めた。冬柴鉄三国交相は15日の参院国土交通員会で、「(現状の)4000飛行時間に1回の点検を400時間に1回にするよう指示した」と述べた。事故直後に点検期間を見直すのは極めて異例で、近く航空会社に通知する。
 国交省によると、事故同型機のボルト部分は毎飛行ごとなどの通常点検の対象ではなく、4000飛行時間に1回の大規模点検の対象だった。全日空は、事故機の飛行時間が2966時間だったため、点検をしていなかった。同機種は5000時間に1回だった。
 しかし、事故機を確認した事故調の調査官は「問題の部品の点検方法を見直す必要がある」と指摘。国交省は「ボルト脱落は通常では考えられないケース」と重大視し、点検の間隔についても大幅に短縮することを決めた。現状の点検期間は機体製造国のカナダ側で決めていた。


ボンバルディア機への不安に関する記事(3/15 19時追加)

全日空機・胴体着陸:ボンバル機、運航再開 入り交じる不安とあきらめ /兵庫-毎日新聞
◇大阪空港の利用客ら「航空会社信じるしか」
 全日空機の胴体着陸事故から一夜明け、14日に運航が再開された大阪―高知便。事故機と同型のボンバルディア社製だが、仕事などで利用せざるを得ない人も多く、乗客は不安とあきらめが入り交じった表情を浮かべていた。
 13日に高知発関西国際空港着の便で大阪を訪れた高知県黒潮町の会社員、西坂法彦さん(40)は「カツオのたたきを販売する仕事で大阪に来た。日帰りの予定だったが、高知空港の閉鎖で帰れなかった。週1回、高知と大阪を往復するが、欠航することが多く不安だった。きちんと機体を整備して、事故原因を究明してほしい」と注文をつけた。
 大阪府枚方市の会社員、中野直樹さん(39)は「テレビで胴体着陸の様子を見て、不安はある。家族も『気をつけてね』と言っていたが、仕事の都合でどうしても乗る必要がある。航空会社を信じるしかない」とため息をついた。


ボンバル機への不安訴える=「会社は整備士確保を」−乗員組合 - 時事通信
 高知空港の胴体着陸事故で、ボンバルディア機を運航する全日空グループの乗員組合は15日、国土交通省で記者会見し、「会社側は整備士を確保して各空港に配置すべきだ」と訴えた。
 会見したエアーニッポン乗員組合の中島信介副委員長は「前輪以外にもさまざまな問題を抱えている機体」と不安を強調。「ボンバルディア社は歴史が浅く、品質向上が遅々として進まなかったのが事故原因だ」と話した。 


この件に関してボンバルディア社の言い分(3/15追加)

<ボンバルディア機>「部品脱落かつてない」カナダ本社-毎日新聞
ボンバルディア社(カナダ)の報道担当、マーク・ホロラン氏は14日、毎日新聞の国際電話取材に対して「知る限りでは、部品の脱落はかつて起きていないし、そもそも前脚が全く下りなかったこと自体が初めてのことだ」と話した。国交省、全日空などと情報交換しながら、原因究明に協力する姿勢を強調した。


各新聞に掲載されたボンバルディア機全体の記事(3/15追加)
トラブル続発、それでも… 利便性で優位のボンバル機-中国新聞
低騒音、高速度、燃費の良さ…。高知空港で十三日、胴体着陸した双発プロペラ旅客機「ボンバルディアDHC8―Q400」。これまでもトラブルが相次いでいたが、航空関係者は多くのメリットを挙げる。その利便性と経済性を捨てきれない日本の空の事情が、事故を通じて浮かび上がった。

 国産のYS11の後継機として導入が進み、国内二十八路線で離島や地方都市を結ぶ。そのうち半数以上の十五を占めるのは、中近距離を中心に大阪空港を離着陸する路線だ。

 住宅地に近い大阪空港は騒音対策のため、ジェット機の発着枠を設定。輸送効率を上げるには残りのプロペラ機枠を活用しなければならない事情がある。

 兵庫県空港政策課の幹部は「発着枠を考えると、スピードが出るボンバルは利便性が高い。トラブルが多いと知っていても『いらない』と言えない。痛しかゆしだ」と打ち明ける。

 操縦経験のある現役パイロットによると、大阪―高知の飛行時間は、ジェット機より五分ほど長いだけ。このパイロットは「ボンバルのメリットは高速度、低燃費、低騒音だ」と言う。

 全日空によると、ボンバルディア機は運航前点検だけが求められ、エアバス、ボーイング機などで実施している折り返しの際の整備士による飛行間点検を原則必要としないなど、整備コストも抑えられる。

 DHC8―Q400は座席が七十四席で、中近距離で需要の多い中規模機種。このクラスのライバル機種が少ないことも、地方路線で重宝されてきた理由だ。慶応大の中条潮教授(交通経済学)は「百席以上はジェットがあって、五十席以下だとプロペラ機が多い。その中間は競争相手が少ない」と説明する。

 十三日、高知空港で胴体着陸した便の乗客は「今回はあんまりだ。もうボンバルディアには乗りたくない」と悲鳴を上げたが、翌朝の大阪―高知便の乗客からは「やっぱり飛行機でないと…」との声も出た。

 日本エアコミューターは今年六月に大阪―福島、大阪―大分で同型機を使用した新規路線の就航を予定。トラブルの多さとは裏腹にボンバルディアへのシフトは続く。

全日空系機長 「全体的にいい機でない」 -高知新聞
トラブル続きのボンバルディア機を実際に操縦するパイロットは、同機と今回の事故をどう見ているのか。全日空グループの中堅機長は13日、高知新聞社の取材に対し、次のように話した。

 ―ボンバルディア機にどんな印象を持っているか。

 航空機メーカーの中でも、このサイズのプロペラ機を造っているところは少なく、新しく出てきた機種だ。低騒音、低燃費などのメリットもある半面、油圧やギアなど全体のシステムは、歴史が浅い分、弱いと思う。そこにいろいろなトラブルが起きる原因があるのではないか。

 ―信頼性に問題は。

 全体的にいい機ではない、という感想は持っている。しかし、カナダ、日本両政府が認めた航空機。われわれは運航するしかない。

 ―パイロットの間でもそんな認識があるのか。

 組合も問題視し、会社と交渉しているぐらいだから、当然そうだ。引き返しの頻度もあまりに多い。品質管理を徹底せよと要求している。

 ―なかなか改善されないのはなぜか。

 会社も改善の必要性は理解し、カナダに人も派遣して交渉している。しかし国情の違いもあるのか事が進むのが遅い。その意味では、まだ“途上”にある機と言えるのではないか。

 ―胴体着陸という大トラブルになったが。

 いつかは、との思いはあったが、これぐらいが最大(のトラブル)ではないか。しかし、なぜ前輪だけが出なかったのか、全く分からない。


トラブル続出ボンバル機、05年で44件 -日刊スポーツ
13日、高知空港に胴体着陸した全日空機「ボンバルディアDHC8」は、YS11の後継機として主にローカル路線で就航しているが、トラブルが頻発、各国の航空会社が情報を交換するなど問題化している。

 国土交通省によると、運航に影響した同機のトラブルは、05年の1年間だけで44件発生。うち今回、トラブルが起きたQ400型で26件と多発している。26件の内訳は車輪の格納関連が8件、プロペラ回転数の異常表示などエンジン関係が4件、客室の与圧をめぐるトラブルが3件など。

 05年には全日空が運航する機材で、車輪が格納できなくなるなどの不具合が続発し、同社と製造元のボンバルディア社が、プロジェクトチームを設置して調査した。その結果、脚を動かすための油圧系統に製造段階でミスがあったことが原因と判明。油圧系統に混入した空気の影響で、油圧ポンプが故障していたことが分かった。今年に入っても1月26日に松山発大阪行きの全日空機で、プロペラの傾きを調整する装置の異常表示が点灯、離陸を中止するトラブルが起きている。

 トラブル頻発で、全日空は同型機の便数を減らしてエアバス機などに替える措置を取っている。

↑と言いながら、何で関空〜高知線Q400にするねん?

ボンバルディア社による謝罪、言い訳(3/16追加)

車輪トラブル過去7件=ボンバル社副社長が謝罪−胴体着陸事故-時事通信
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全日空機が高知空港に胴体着陸した事故で、同機を製造したボンバルディア社(カナダ)のトッド・ヤング副社長が16日、国土交通省で記者会見し、「多大な迷惑と心配を掛けたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。同副社長は車輪が下りなくなるといったトラブルが、同系機で過去7件起きていたことを明らかにした。
 

ボンバル社副社長が国交省で謝罪、調査協力の意向-読売新聞
高知空港で全日空のボンバルディアDHC8―Q400型機が前輪を下ろせずに胴体着陸した事故を巡り、カナダ・ボンバルディア社のトッド・ヤング副社長らが16日、国土交通省を訪れ、事故について謝罪、事故調査などで協力する意向を伝えた。

 記者会見したヤング副社長は、「乗客や関係者にご心配やご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と述べた。

 また、「DHC8」型機の就航が始まった1980年代以降、同型機で前輪が出ず胴体着陸する事故が世界で7件起きていたことを明らかにした。

 ボルトが脱落して、格納ドアが開かず前輪が出なかったケースは、前例がないとしている。

↑今回のようなケースは前例がないとしても、ここ20年DHC-8シリーズの胴体着陸の事例が明らかにされなかったのは残念です。

ボルト脱落は初…ボンバル機胴体着陸7件の概要-読売新聞(3/17追加)
全日空のボンバルディアDHC8―Q400型機が高知空港に胴体着陸した事故にからみ、ボンバルディア社は17日、過去に同型機を含むDHC8シリーズ機で起きた7件の胴体着陸事故の概要を明らかにした。

 原因は部品の変形など機体の不具合が4件、操縦士の操作ミスが1件、前輪格納部分の凍結が1件、不明が1件で、今回のようなボルト脱落は前例がないという。

 同社によると、シリーズ機の胴体着陸は1987年から今年にかけて米国やカナダで起きた。負傷者などはないという。


事故機見ず副社長離高 ボンバルディア社-高知新聞(3/17追加)
高知空港で自社製造のDHC8―Q400型機が胴体着陸事故を起こし、謝罪のため来高していたボンバルディア社(本社・カナダ)のトッド・ヤング副社長(42)らは17日朝、同空港から全日空の東京行き始発便で離高した。空港内で修理中の事故機は見ずじまいだった。

 ヤング副社長とバート・クルックシャンク広報担当ディレクター(64)らは16日午後に空路来高していた。

 17日は、空港ロビーが開く午前6時40分すぎに姿を見せた。同副社長は、「事故機を見るのか」と報道関係者に問われると、「高知には謝罪のために来た」「事故機は自社の整備技術者が調査中だ」と、自らはその立場にないことを説明した。

 記者たちとのやり取りは1、2分。2人は「グッバイ」と言い残して搭乗待合室へ。そのまま午前7時40分発の始発便へ乗り込んだ。

 一緒に来高していた同社の販売代理店「双日」関係者によると、「ヤング副社長は事故現場にいるよりも、カナダ本社で全体を見渡して指示を出す立場の人」と説明した。

 月2回は出張で大阪に行くという40代の女性会社員は「(ボンバル機)あまりにも問題が多い。胴体着陸事故はいつ起きてもおかしくなかった。ちょっといいかげんすぎる」。

 またヤング副社長と同じ便で東京に向かった須崎市の男性会社員(54)は「採算よりも安全第一でやってほしい。大勢の人の命を運んでいるのだから、基本の安全を第一にしてほしい」と話した。


「けさも15機売れた」 ボンバル社安全性強-高知新聞
 「とても安全な、いい機体。けさも15機の発注を受けた」「事故後、(全日空や日航グループから)購入キャンセルの連絡もない」――16日夕、県庁正庁ホールで記者会見したボンバルディア社(本社・カナダ)のトッド・ヤング副社長(42)らは、「県民におわびする」としていったん頭を深々垂れたものの、「(事故を起こした)Q400型はいい機体」と何度も胸を張った。同社の事故後の対策が極めて乏しいことを指摘されると、「まずは国交省の調査結果を待ってから」の一点張り。不安の中で利用を続ける人々との意識の差をあらわにした。

 会見したのはヤング副社長とバート・クルックシャンク広報担当ディレクター(64)。同日午前に国交省を訪れた後、夕方に空路高知入りした。

 会場に現れたヤング副社長は報道陣ら約50人を前に、まず用意したおわび文を英語で読み上げた。「関係者に多大なご迷惑とご心配を掛け…深くおわび申し上げます」

 通訳を挟みながら、紅潮した顔で手元のメモを読むヤング副社長。クルックシャンク氏とともに立ち上がり頭を下げた。

 しかしその後は機体の安全性をことさら強調する言葉が続いた。

 「(ボンバル社は)世界第3位の旅客機製造をしている。お客さまの安全を守るために決して妥協しないで仕事をしている会社です」

 ヤング副社長らが、Qシリーズの過去の「大事故」として挙げたのは3件。いずれも墜落で、「1件目はバンコク。悪天候が原因。もう一つはヨーロッパ。乗員が原因だった。3つ目はニュージーランドで、これも悪天候が原因」と説明。機体ではなく、乗員や天候など同社以外に原因があることを強調したが、高知空港の事故を含め8件の胴体着陸は、「大事故」ではないとの見方を言外ににおわせた。

 頻繁にトラブルを重ねた揚げ句、大惨事寸前の事故。それでもなお安全だという根拠を問われると、「Q400型は200機受注し、143機が運航している。大きくて有名な航空会社に採用されている。実は、きょうも15機の受注を取ることができた」と話をそらし、胸を張った。

 15機発注したのは米国の大手航空グループ。

 また現在、日本の航空会社から受注しているQ400型の数については、全日空グループが1機、日本エアコミューターが2機とした。また海上保安庁からQ300型の特別機を3機受注。今回の事故後、キャンセルなどは起きていないという。

 約1時間半の会見でにじみ出たのは、「売れていることが安全の証拠」という考え方。最後は「予定があるので」と一方的に席を立って会見を打ち切った。

 【写真説明】胴体着陸事故について会見するボンバルディア社のヤング副社長=左=とクルックシャンク広報担当ディレクター(県庁)

 高知・南国市も全日空に機種変更を要請

 全日空のボンバルディアDHC8―Q400型機の胴体着陸事故を受け、岡崎誠也高知市長は16日、代替機導入と安全確保を求める要請書を同社高知支店の永山丈久支店長に手渡した。

 また、高知空港のある南国市の浜田純市長も同日、全日空の山元峯生社長あてに、代替機導入など徹底した安全対策を求める要請書を同支店を通し提出した。

 ヤング副社長、知事に陳謝

 ボンバルディア社のトッド・ヤング副社長は16日午後、県庁に橋本大二郎知事を訪ね、高知空港での胴体着陸事故について「重大なものと受け止めており、心よりおわびします」と陳謝した。

 知事は「ボンバル機への県民の不安はさらに高まった」「高知―大阪線は大切な路線。県民にはボンバル機しか選択肢がない。事故の原因究明と抜本的な改善策を取ってほしい」と要請した。


胴体着陸2年で5件 全日空に情報なし ボンバル機-高知新聞(3/19追加)
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高知空港で胴体着陸事故を起こしたボンバルディアDHC8―Q400型の同系統機が過去に海外で7件の胴体着陸を起こしていた問題で、ボンバルディア社(本社・カナダ)は17日未明、7件の内容を明らかにした。このうち4件は2005年4月以降に起きており、今回の事故を含めると約2年で5件という極めて高い頻度。一方、国土交通省は過去のこれらの事例を把握しておらず、同機を就航させている全日空の技術部門も情報を全く持っていなかったことも分かった。全日空は「ボンバル社から情報提供がなかったようだ」としている。

 同シリーズは1985年の就航。過去7件の胴体着陸は87年から今年にかけて発生し、機種は100型5回、Q300型2回だった。事故が起きた場所は中米のカリブ、米国、カナダ、南太平洋、欧州。同社が示した資料には、運航会社や空港名は記されていない。

 7件とも前脚が出ない状態で着陸しており、96年に米国で100型機が起こした事故は、主脚も片方だけしか出ていない状態だった。この時の原因は油圧装置の不具合に加え、パイロットが緊急手動操作を怠ったためとしている。

 このほかの原因は▽実際には前輪が下りていないのに操縦室の表示板が「下りている」と誤作動した▽前脚緩衝装置や前輪のステアリング部分が不具合を起こした▽前輪格納扉の連結アームに高い負荷がかかって変形した―など。高知空港での事故の要因とみられる前輪格納扉のボルト脱落というケースはない。

 同社は、過去7件の事故で負傷者は1人も出ていないと説明。前脚、主脚の全部が機能しなかった胴体着陸は1件もないとしている。

 国交省によると、墜落事故以外の海外の事故情報は基本的に把握するシステムになっておらず、トリニダード・トバゴでの胴体着陸事故(05年4月)だけは高知空港での事故後、一部報道で知ったとしている。

 ボンバル機を大量に就航させている全日空も、ほとんど情報を持っていなかった。トリニダード・トバゴの事例だけは海外の事故情報などを収集する部門がキャッチ。しかしボンバル社とDHC8シリーズの技術改善を共同で行っている技術部門には伝えられていなかった。

 全日空広報室は「7件というのは聞いていなかった。あらためて驚いている」とし、全日空グループのベテラン機長の1人は「(7件の事故は)初めて知った。日本でこれまでに起きた胴体着陸の件数(過去3件)と比べても、多過ぎる。これらの情報が現場に示されていないことに不信感を持つ」と話している。

 【写真説明】胴体着陸で破損した機首部分をすっぽりと白いテントで覆った事故機。テントの中で調査と修理が続いている(17日午前7時ごろ、高知空港)


ANAによるQ400の安全性の強調(3/23追加)

「申し訳ないが想定外」 全日空・大前副社長に聞く-高知新聞
高知空港でのボンバルディアDHC8―Q400型機の胴体着陸事故について、全日空の大前傑(すぐる)副社長が16日、高知新聞社の取材に応じた。問題となっている格納扉部分について、同氏は部品の品質への「信用」が点検頻度の少なさにつながったとの認識を示した上で、整備士の増員などを検討していることを表明。一方、県や関係自治体から出ている高知線の機種変更要請には応じられないとの姿勢をあらためて示した。

 ―格納扉の開閉装置でボルトが外れていた。

 あってはならない出来事。私たちも想像していなかった。

 ―問題の個所はきちんと点検してきたのか。

 ボンバル社が作り、カナダや日本の当局が承認した点検マニュアルに従って飛行4000時間ごとに点検してきた。事故機は新しい機体。4000時間を超えていなかったため、点検していなかった。

 ―こんな重要な部位がなぜ4000時間ごとにしか点検されないのか。

 4000時間の点検で安全が担保できるとボンバル社は考え、私たちも信用していた。まさかボルトがなくなることまで想定できなかった。

 ―開閉装置の品質を信用していた、と。

 信頼していた。そこが今回の一番のポイントだと思っている。過去の経緯などから、どこが信用できないのか、どこを踏み込んでいったらいいのか、これがわれわれ航空会社の技術力だ。

 ―トラブルが相次いでいた。マニュアル以上の点検をすべきだったのではないか。

 われわれは他社でやっていない点検もやってきた。ギアの問題も相当に踏み込んでやってきた。メーカーとも改善すべき点は話し合ってきた。

 ―そこまでやってなぜ事故が起きるのか。欠陥機ではないか。

 本当に申し訳ないが、想定できなかった。

 ―ジェット機でされているような点検が、ボンバル機では行われていないという指摘もある。子会社化、合理化の中、安全がおろそかになっているのではないか。

 技術の進歩につれ、整備士が点検すべき項目は減ってきている。ジェット機では必要でもプロペラ機では必要ない点検もある。子会社だから、合理化したから点検しないということはない。不具合に至らないことでもパイロットが違和感を感じれば整備士に連絡し、修復されている。到着が遅れるケースにはそうした理由もある。

 ―高知県などは機種変更の要請をしている。Q400の運航をやめる考えはないか。

 決していいかげんな飛行機を飛ばしているつもりはない。さらなる対策も講じる。(Q400を飛ばし続けることを)ご理解いただきたい。

 ―そこまでQ400にこだわるのはなぜか。

 日本の航空事情を考えればこのサイズ、性能の機は必要。だからこそ不具合をなくし、ジェット並みの信頼を保ちたい。

 ―考え方の順序が逆ではないか。

 そうではない。ただ航空機の場合、トラブルゼロということはあり得ない。いかにそれを極限的にゼロにしていくかだ。

 ―ボンバル社によると、過去DHC8シリーズで胴体着陸事故が7件起きている。これらの事故は把握していたか。

 ボンバル社の記者会見で初めて知った。どの国でも航空会社が体験した技術的不具合は当局やメーカーに報告され、業界で共有している。(全日空がどんな情報を持っていたか)詳しく調べる。

 ―今後も飛ばし続けるなら、安全対策は。

 今回の事故を想定できなかった以上、整備にかける人員や時間も増やしたい。

 ―事故機が路線に復帰することはあるか?

 あり得る。安全性が確認できれば、国の承認も受けて飛ばす。

 ―ボンバル社に対しては。

 クレームを付ければいいというものではない。飛行機はメーカーと一緒に歩まなければ安全は保てない。これだけの事故を起こした。今までも一生懸命やってきたつもりだが、全身全霊でやる。

 【写真説明】Q400型は「いいかげんな飛行機ではない」と力を入れる全日空の大前副社長(東京・羽田空港)

 おおまえ・すぐる 早稲田大理工学部卒。昭和42年、全日空入社。整備本部機体メンテナンスセンター副センター長、取締役整備本部長などを経て平成16年4月から副社長。同社の安全管理を担う総合安全推進委員会委員長を兼務。


「安全性、失格でない」=ボンバル機批判に反論−使用は継続・全日空社長-時事通信
全日空のボンバルディアDHC8−400型機が胴体着陸した事故で、同社の山元峯生社長は22日の定例会見で「安全性において失格であるとの判断には至っていない」と述べ、利用者を中心としたボンバル機批判に反論した。独自の「特別点検」を対策として打ち出す一方、現時点での機種変更の可能性を否定した。
 山元社長は冒頭、「心よりおわび申し上げます」と謝罪。対策として最長1万6000飛行時間ごとに行う重整備の中から、着陸や操縦系統に関する項目を前倒しで実施するとした。


3/13胴体着陸後のDHC-8シリーズのトラブル(3/23)追加

警告灯が点灯し那覇空港に戻る ボンバルディア社製 - 琉球新報(3/16)
16日午後5時15分ごろ、那覇空港を離陸直後の与那国空港行き琉球エアーコミューター1887便ボンバルディアDHC8―103型で、凍結防止用ヒーターの警告灯が点灯したため引き返し、約20分後に那覇空港に着陸した。那覇空港事務所によると、高知空港に胴体着陸した全日空便ボンバルディアDHC8―Q400型とは型式が違うため、関連はないとみられる。
 乗客5人にけがはなく、別の機体に乗り換えて与那国空港へ向かった。凍結防止用ヒーターが断線したことが原因。


ボンバルディア機の車輪出ず、手動で出して着陸…熊本 - 読売新聞(3/20日)
20日正午ごろ、天草空港(熊本県天草市)発熊本空港行き天草エアライン201便(ボンバルディアDHC8―Q100型機、乗客15人、乗員3人)が熊本空港に着陸しようとしたところ、3本すべての車輪が出ず、手動で車輪を出して着陸した。けが人はなかった。

 双発プロペラ機のボンバルディア機を巡っては、同系列機で一回り大きいDHC8―Q400型機が13日、高知空港で前輪が出ずに胴体着陸した。国土交通省は20日、原因調査のため大阪航空局の専門職員を熊本空港に派遣した。

 天草エアラインの保有機はこの1機のみ。1999年製で2000年から使用し、車輪は油圧装置で出し入れする。この日は午前中、天草―福岡間を2往復したが、運航前の点検や、高知空港での胴体着陸後の緊急点検では異常は確認されなかった。同社は安全性が確保されるまで運航しない方針。


ボンバルディア機また故障、今度はエンジントラブル(3/22) - 読売新聞
22日午前9時25分ごろ、福岡空港発天草空港(熊本県天草市)行きの天草エアライン102便(ボンバルディアDHC8―Q100型機)が天草空港に到着し、整備士が点検中、右翼側エンジンの不具合を知らせるエンジン付近の警告灯が点灯しているのに気づいた。

 エンジンの潤滑油から小さな金属片が見つかり、同社はエンジンを交換するため、この日の欠航を決めた。

 同社はこの1機で運航。同機は20日に油圧装置が作動せず、手動で車輪を出すトラブルがあり、22日に運航を再開したばかりだった。

 同社は、エンジンの不具合の表示は車輪トラブルとは関係がないとみている。


ボンバル機またトラブル 目的地変更し着陸-西日本新聞(4/6)
6日午後7時10分ごろ、中部発米子行き全日空1843便ボンバルディアDHC8−402が離陸直後、計器に付いたヒーターの故障を示すライトが点灯した。同機は目的地を大阪空港に変更し、約40分後に通常着陸した。乗客乗員計20人にけがはなかった。

 大阪空港事務所によると、同機は高度約3600メートルを飛行中だった。乗客16人は別の機体に乗り換え、午後8時半ごろ米子空港へ向かった。


ボンバルディア機、補助翼不具合で欠航 出雲発大阪行き-朝日新聞(4/7)
 7日午前8時50分ごろ、出雲空港発大阪(伊丹)空港行きの日本エアコミューター(JAC)2342便(ボンバルディアDHC8―400型機、乗客36人)が離陸直前、両主翼の上面にある「スポイラー」と呼ばれる減速用の金属板に不具合が生じたことを示す警告灯が点灯し、離陸を取りやめた。乗客は別の便に乗り換えて、目的地に向かった。

 島根県出雲空港管理事務所やJACによると、出発前の点検では特に異常は見つからなかったといい、原因を調べている。


RAC機引き返す 前輪に不具合示す信号灯 -琉球日報(4/25)
※リンク先は「たまちゃんのてーげー日記」に掲載された同一記事
国土交通省大阪航空局那覇空港事務所によると、25日午前8時30分ごろ、数分前に那覇空港を久米島空港向けに離陸した琉球エアーコミューター(RAC)873便ボンバルディアDHC8―100型機(乗員、乗客41人乗り)で、前方車輪が機体に完全に格納されていないとの不具合を示すランプがついた。このため同機は那覇空港に引き返し、8時53分に着陸した。

 乗員、乗客にけがはなかった。 RACによると、車輪を機体に格納し扉をロックすると消えるはずのランプが点灯したままの状態が続いたという。RACが原因を調査中。


ボンバル機、鹿児島空港に引き返す(4/30)
※リンク先は「flight2005」の記事
30日午後2時45分すぎ、鹿児島空港を離陸直後の屋久島行き日本エアコミューター(JAC)3751便ボンバルディアDHC8−Q400(乗客乗員68人)の操縦席で、発電機の不具合を示す警告灯がついた。鹿児島空港に引き返し、同3時5分ごろに着陸した。
 JACによると、乗客は別の機体に乗り換え、再出発した。同社が原因を調べている。


ボンバル機、不具合相次ぐ 離陸後引き返し、欠航も-共同通信(5/5)
※リンク先は「わたしのブログ」
5日朝、鹿児島空港を離陸した沖永良部行き日本エアコミューターのボンバルディア機の天候状態を示す計器に故障が見つかった。同機は同空港に引き返した。乗客は別の機体に乗り換え、沖永良部島へ向かった。一方、愛知県の小牧空港で同日午前、日本航空の長崎行きボンバルディア機に、出発前の整備で尾翼の角度を調節するシステムの不具合が見つかり、長崎からの折り返し便とあわせて欠航した。


ボンバルディア機、不具合ランプ点灯で着陸地変更-読売新聞(5/10)
10日午前11時40分ごろ、大津市の上空約7200メートルで、大阪(伊丹)発大館能代行き全日空1667便(ボンバルディアDHC8―400)の防氷装置の不具合を示すランプが点灯した。

 同便は目的地を変更、1時間後に中部国際空港に着陸した。乗員乗客36人にけがなどはなく、別の飛行機で午後1時55分に大館能代空港に向かった。

 国土交通省中部空港事務所で原因を調べている。


ボンバル機が出発取りやめ、大阪空港で前輪ハンドル動かず-読売新聞 (5/12)
12日午後1時30分ごろ、大阪(伊丹)空港で、高知行き全日空1615便(ボンバルディアDHC8―Q400型機)が滑走路に向かい始めたところ、前輪のハンドルが動かなかったため、出発を取りやめた。

 乗客63人は別の機に移り、約1時間後に出発した。全日空で原因を調べている。


操縦室窓に亀裂生じ、天草エア全便欠航-朝日新聞(5/19)
※リンク先は「航空ネットニュースブログ」
熊本県天草市の天草空港で17日午前7時15分頃、福岡行き天草エアライン101便の飛行前点検中、副操縦士席前面のフロントガラスに亀裂が見つかった。同社はボンバルディア社製DHC8―Q100型機1機で運航しており、パーツ交換のため、天草と福岡、熊本、松山を結ぶ同日の全便運休を決めた。
同社によると、ガラスは縦縦65cm、横95cm、4層コーティングで厚さ1cm。亀裂は左端下の角付近に長さ5cmほど入っていた。
機内の冷暖房などと外気との気温差で生じたもので、人為的なものではないとみている。


鹿児島発屋久島行きJAC機、オイル漏れで欠航-毎日新聞(5/20)
※リンク先は「航空ネットニュースブログ」
鹿児島空港で18日午後12時半頃、出発前点検中の鹿児島発屋久島行き日本エアコミューター3747便ボンバルディアDHC8―Q400型双発プロペラ機で左翼部車輪格納庫がオイルでぬれているのを整備士が見つけた。
このため屋久島線の2往復計4便が欠航となり、257人に影響が出た。
点検の結果、格納のための油圧パイプに穴が開いており、原因を調べている。


ボンバル機引き返す 客室気圧システムに異状-朝日新聞(5/24)
24日午前11時35分ごろ、大阪(伊丹)発宮崎行きの日本エアコミューター2435便(ボンバルディアDHC8―402型機、乗客乗員78人)が離陸した直後に、客室の気圧を調節する与圧システムの不具合を示す警告灯が点灯した。同便は約25分後に大阪空港に引き返した。機内に目立った異常はみられず、日本エアコミューターは原因を調べる。

 ボンバルディアDHC8―400シリーズを巡っては、3月に全日空機が高知空港で胴体着陸する事故が起きている。


ボンバル機で金属音=着陸地変更、けが人なし−伊丹-時事通信(5/25)
25日午後1時半ごろ、中部国際空港発松山行き全日空1825便のボンバルディアDHC8−402型機(乗員乗客38人)が大津市上空を飛行中、客室乗務員が機内前方で金属音を聞いた。同機は目的地を変更し、約20分後に大阪空港(伊丹)に着陸した。けが人はなかった。

 同社が金属音の原因を調べている。乗客33人は別の機体に乗り換え、松山空港に到着した。
 

長崎発ORC機、計器故障で引き返す-毎日新聞(5/25)
(リンク先は「航空ネットニュースブログ」)
オリエンタル・エア・ブリッジ社(ORC)の長崎発宮崎行きボンバルディアDHC8―Q200型機(乗客19人)が23日正午過ぎ、操縦席の機器が故障し、長崎空港に引き返していたことが分かった。
ORCによると、離陸して約10分後に周波数の表示機器が点灯しなくなったという。長崎空港に戻り、部品を取り換え約1時間遅れで長崎を再出発した。


新潟行きボンバル機、異常で引き返す 大阪空港-朝日新聞(6/2)
2日午前8時13分ごろ、大阪(伊丹)発新潟行きの日本エアコミューター2241便(ボンバルディアDHC8―402型、乗客乗員54人)で、離陸直後に左側エンジンの発電機の不具合を示す警告灯が点灯した。同便は大阪空港に引き返し、約1時間後に到着した。乗客乗員にけがはなかった。同社が原因を調べている。同便は欠航し、乗客は別の便に振り替えた。


沖永良部行きJAC機、発電機不具合示し引き返す-読売新聞(6/6)
5日午前8時25分ごろ、鹿児島発沖永良部行き日本エアコミューター(JAC)3801便(ボンバルディアDHC8―Q400型機)で、発電機の不具合を示す操縦室内の警告灯が点灯した。沖永良部空港に整備士がいないことなどから、機長は引き返しを決め、同8時50分、鹿児島空港に着陸した。乗客29人、乗員4人にけがはなく、乗客は別便に乗り換えるなどした。


佐賀でボンバル機欠航 無線機故障-西日本新聞(6/13)
13日午前9時10分ごろ、佐賀発大阪(伊丹)行き全日空1654便ボンバルディアDHC8‐400型(乗客乗員26人)が離陸前に無線機が故障、欠航した。22人の乗客の大半は佐賀空港からタクシーとJRを乗り継ぎ大阪に向かった。同社によるとエンジン始動直後、無線機の電源が切れ管制塔などと交信できなくなったという。


一体何回トラブルが起きても何もきづかないのか、ボンバルディアよ。

そしてついに・・・乗員組合が胴体着陸の件でスト決行の可能性が!?(4/10追加)

<全日空>子会社が11日スト計画 国内線130便欠航か-毎日新聞
 全日空は9日、小型機運航子会社の「エアーセントラル乗員組合」など4労組が11日にストライキを計画していると発表した。ストに入れば、同日の国内線130便(全体の約15%)が欠航するという。4労組は、賃金引き上げに加えて、高知空港で胴体着陸した機と同機種の整備態勢強化を要求している。


ボンバルディア社がついに羽田空港にオフィス新設へ! (4/23追加)

駐在技術者を増強へ=トラブル対策でボンバル社−国交省-時事通信
高知空港の胴体着陸事故を受け、ボンバルディア機の安全対策を話し合う第3回会合が20日、国土交通省で開かれ、同社のトッド・ヤング副社長が初めて出席した。同副社長は羽田空港にオフィスを新設し、駐在技術者を増やす計画を明らかにした。
 国交省はボンバルディアDHC8−400型機で過去に起きたトラブル件数を計79件と報告。着陸関連装置22件、操縦系統15件など内訳を示した上で、昇降舵(だ)に関する不具合が改良後も4件起きていることを明らかにした。
 これに対し、ヤング副社長は航空会社へのサポート体制を改善する方針を表明。同型機を運航する各社と問題点を議論する会議を年2回開くほか、成田空港に予備部品を集めたセンターを10月に開設する計画も明らかにした。 


Q400特別安全点検実施中!(5/1追加)
「0番スポットの撮影日記-ANA Dash8特別安全点検中」にあります。
ブログの写真は福岡空港でのもので、航空局付近で行われているそうです。

そしてついに事故機伊丹で修理へ! (5/10追加)

事故機を伊丹で修理へ=胴体着陸のボンバル機−全日空(時事通信)
全日空のボンバルディアDHC8−400型機が前脚が下りずに胴体着陸した事故で、同社は9日、高知空港で保管していた事故機を現地で応急修理した後、大阪空港(伊丹)に移して大規模な部品交換を行うと発表した。
 同社によると、高知空港での応急修理は14日から約2週間かけて実施。損傷した前脚やアンテナ類を交換するほか、着陸時に滑走路と接触した部分を当て板で補強する。


高知空港胴体着陸のボンバル機、9月にも路線復帰へ-朝日新聞
高知空港で3月に胴体着陸事故を起こした全日空ボンバルディア機(DHC8―400型)について、全日空は9日、高知県庁で記者会見し、早ければ9月下旬にも路線に復帰させる方針を示した。どの路線を運航するかは未定。5月下旬〜6月上旬に高知空港から大阪(伊丹)空港へ飛行させ、同空港で9月下旬までかけて本格的に修理するという。同社広報室は「修理の可否や機体の売却、廃棄も検討した結果、修理可能で、安全性も確実に担保できると判断した」としている。

 同社によると、高知空港で機体の損傷部分を確認したところ、機体下部と前輪などが破損していた。高知空港で14日から今月下旬までに応急処置として、機体下部を幅約70センチ、長さ約140センチのジュラルミン製の板で補強し、前輪を新しいものに交換する。

 前輪を出した状態で大阪空港まで飛ばし、損傷した機体下部を約3.5メートルにわたって交換するなど、路線復帰に向けた本格修理を施す。9月下旬にすぐ復帰させるか、予備機とするかはその時点の需要計画で判断する。


廃棄(・A ・)イクナイ!


全日空、胴体着陸機の修理開始 高知空港-iza(5/14)
全日空は14日、高知空港で3月に胴体着陸し、駐機したままになっていたボンバルディアDHC8−Q400の修理を同空港で始めた。

 全日空によると、高知空港での作業は約2週間。本格的な修理を行う大阪空港まで飛べるよう、前輪付近に開いた穴をジュラルミン板でふさいだり、交信用のアンテナを取り換えたりする。

 大阪空港には6月上旬までに移送する予定で、3−4カ月かけて機体の損傷部分を丸ごと交換する。修復後は再び旅客機として使う方針で、早ければ9月下旬にも就航させるという。

 14日午前は整備士7人が指さししながら損傷個所を目視で点検した。17日にはボンバルディア社の特別チームも加わり、前輪交換の作業に入る予定。


胴体着陸のボンバル機、伊丹に空輸へ9月に再就航も-朝日新聞(5/30)
 
高知空港で3月に胴体着陸事故を起こした全日空ボンバルディア機(DHC8―400型)の応急修理が終わり、国交省大阪航空局は29日、同機を大阪(伊丹)空港まで飛行させる空輸許可を出した。全日空は31日午後に同機を移動させて本格的な修理に取りかかり、早ければ9月下旬にも再び就航させるという。

 同機は前脚と主脚を降ろした状態で、高度1万フィート(約3000メートル)以下、時速185ノット(約340キロメートル)以下という制限で自力飛行する。同機は高知空港で胴体着陸の際に滑走路と接触して破損した機体下部を補強したり前輪を取り換えたりするなどの応急修理をした。大阪空港では格納庫で機体下部周辺の部品を交換する。

 事故は前輪の格納扉のロック装置のボルトが脱落していたのが原因とみられ、国交省航空・鉄道事故調査委員会が究明を続けているが、全日空は「部品を交換することで安全性が確保できると判断した」としている。


ボンバル機を本格修理=損傷の外板を張り替え-時事通信(6/1)
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 全日空のボンバルディアDHC8−Q400型機が胴体着陸した事故で、同社は31日、大阪空港(伊丹)の格納庫で機体の本格的な修理を始めた。同機はこの日、事故が起きた高知空港から自力飛行してきた。今後3、4カ月程度で傷ついた機体の外板を張り替えるなどの修理を完了させ、再就航させる予定。
 

ついに対策会議実施!(6/6追加)

トラブル相次ぐボンバルディア機、担当者集め対策会議-読売新聞
 今年3月に高知空港で胴体着陸事故を起こすなどトラブルが相次いでいるボンバルディアDHC8―Q400型機の安全対策会議が6日、東京・霞が関の国土交通省で始まった。

 会議は7日までの日程で、同省のほか、カナダ航空局、ボンバルディア社、同型機を運航している国内航空会社の担当者らが出席。ボンバルディア社が品質の向上や設計の見直しなどについて、これまで行ってきた取り組みや今後の方向性を報告するほか、国内航空会社による今後のトラブル対策などを話し合う予定。

 同型機では2003年以降、これまでに機材の不具合などによるトラブルが全国で約80件起きている。


安全性より経済性を重視して導入されたボンバルディア機(6/18追加)

トラブル続発のボンバルディア機 それでも続く導入-朝日新聞
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高知空港で胴体着陸事故を起こしたカナダ・ボンバルディア社製DHC8―400型機のトラブルが止まらない。国土交通省によると、今年度に入ってすでに11件と、前年度の30件よりハイペースだ。航空会社は検査員を増やし、部品改良を求めるなど対策に追われている。それでもコストや人員の問題から、同型機の導入が続く。

 「改良型の発電機はいつ届くのか」。今月上旬、国土交通省で開かれたカナダ航空局やボンバルディア社と日本側との対策会議で、日本航空グループの日本エアコミューター(JAC)の担当者は訴えた。発電機の故障で、今年度に入ってすでに3件の引き返しが起きている。「下請けメーカーが改良型部品を製造している」というボ社に「数は十分あるのか」と、鈍い対応に質問が相次いだ。

 国交省によると、このほか気象レーダーや客室ドアなど、前年度同様の個所で今年度もトラブルが続いている。今年3月13日には、前脚が出なくなった全日空機が高知空港で胴体着陸した。事故後、点検を強化したが、対象は安全に直結する重要機器が主体で、「頻発するトラブルは安全には影響ない」と国交省。しかし、トラブルのたびに引き返しや目的地変更が起きている。改良部品への交換がすべて済むまで、ボ社は「まだ1年半かかる」と説明しているという。

 だが、JACは5月、DHC8―400型の新造機を1機受け取った。同社としては10機目。今秋にはさらにもう1機を受け取る予定だ。

 今回の受け取りに当たり、JACはトロントにあるボンバルディア社の工場で、通常は主に受け取り3週間前から派遣する検査員を事故直後から出し、人数も7人と、2人増やした。

 「完成後に点検していたのを、組み立て中からチェックしてきました」と品質検査グループの中川勝也さん(38)は話す。ボ社によると事故後、工場内に世界各地で起きた不具合を知らせる掲示板を置き、問題が分かれば工場内すべての機体を再点検している。

 しかし、工場での品質向上が機体に現れるまでには時間がかかる。高知事故が起きた時、新造機はすでに着陸脚など主要部品の取り付けが終わっていた。頻発している不具合への対策も、大半が間に合わなかった。

 それでも「使い続ける」と、福田耕太郎・整備管理部長は言う。「機種を変更すると、整備士やパイロットなどを最初から養成し直さなければならない」からだ。

 4月、フランス・トゥールーズに本社がある航空機メーカーATR社の幹部が来日した。JACや全日空を訪れ、「我が社の機体はボンバルディアよりも性能がいい」と売り込んだ。

 DHC8―400型のライバルがATR72型だ。航空評論家の青木謙知さんによると、座席数や機体の大きさはほぼ同じで、速度はボンバルディアの方が速く、乗り心地や就航率はATRがわずかに上回るという。

 しかし、日本ではまだ1機も売れていない。ATR72は94年に米国で墜落事故を起こしたのが影響したといわれる。「一度先を越されると巻き返しが大変」とATRの担当者。導入済みの機体の方が部品や情報が手に入りやすく、国の審査にも受かりやすいという。


過去のANA運航Q400型機トラブル(全て2005年8月1日以降の当ブログ記事)
中部発米子便が引き返す=エンジン計器異常(2005/10/1)
全日空機が引き返す 同型機でトラブル相次ぐ(2005/10/26)
<大阪>ANA機緊急着陸(2005/11/17)
ボンバルディア機またトラブル、大阪空港に引き返す(2005/11/23)
ボンバル機また故障 エンジン部に不具合 2便欠航(2005/12/7)
エアーセントラル機、計器誤作動で伊丹に引き返す(2006/1/9)
全日空ボンバル機 車輪トラブルは製造ミス(2006/2/2)
全日空2機が引き返す またボンバルディア機(2006/2/21)

トラブル多発のカナダ機、大半が製造・設計段階に問題(2006/6/11)

ボンバルディア機、気象レーダー不調 伊丹に引き返す(2006/7/2)
ボンバル機に落雷、機体に穴 高知発便に遅れ(2006/7/29)

その他Q400がらみのトラブルをまとめて紹介しているブログ
『寸胴鍋の秘密』-ボンバルディア社の飛行機

当ブログ開設前の2005年6月17日(1代目時代)に発生したQ400トラブル
MEICHIKU なんでもぶろぐ-全日空機、操縦室に煙充満
〜Fly to the dream〜-全日空機の緊急着陸、原因はエンジンからのオイル漏れ

管理人のQ400搭乗記録
2005年10月29日 NH1655 ITM(伊丹)〜HSG(佐賀)
2005年10月31日 NH1654 HSG〜ITM
2006年10月3日 NH1693便 FUK(福岡)〜TSJ(対馬)
2006年10月3日 NH1694便 TSJ〜FUK

また何かありましたら追加します。

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posted by ☆組原理主義SAKAE at 04:17 2007年06月18日 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | ANA関連トラブル このエントリーを含むはてなブックマーク| 編集(管理者のみ)

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ANAボンバルディアDHC-8-Q400型機胴体着陸まとめ記事 [☆組ウォッチャーとAMC活用日記  2005年(再)第2号]

この記事へのコメント
ジェット特別料金ってまだあるんですか??
伊丹−福岡はジェット、ダッシュエイトと同じ料金ですが。
Posted by オリオン at 2007年03月15日 01:33
オリオン様
コメントありがとうございます。

ジェット特別料金と言うのは今はないのですが、
伊丹空港発着便だけ伊丹空港周辺の環境対策費に充てられる「特別着陸料(300円)」というのが2005年10月から導入されています。但し表示運賃に含まれているだけなんですが(すみません、表現が悪かったようで)。まあ、プロペラ機利用者は余計払わされていると言うことで、しばらくジェット機も就航している区間はジェット機を使った方が賢明と思われます。

http://www.traveltowns.net/exam/domestic/flight-tokubetsu-chakuriku-ryou.html
Posted by ☆組原理主義SAKAE at 2007年03月15日 05:47
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